谷野 明夫(たにの あきお)氏の作品を紹介します。
庭の立ち木にまだ残っている紅葉の葉の間から
侘助つばきの白いかわいらしい花がいくつも見え、
それなりに整えられた冬の庭に凛として静かにつばきの花が
咲いていた今までの十二月とは違う風景を眺めています。
町の陶器の業界では、来年の干支「巳」の
信楽焼の置物つくりにとても忙しいようです。
新年を迎える準備だなーと感じます。
天地の陽気とは別にはるかかなたの天体では
冬の星座がきらめきます。
信楽の冬の夜空は素晴らしく
きれいだと思うのは私だけでしょうか。
二月二十一日は冬至
夜が最も長く、昼が短い日。
太陽の力がこの日を境に再びよみがえってくるとか。
今年もあっという間に過ぎたような気がします。
毎年思うのですが一つ歳を重ねることが
一つ輝きを増す人生になるようにと
今年も年初めの願いだったのですが。
皆様どうぞよいお年をお迎えください。
(つわぶき)