鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。
近づいてよく見るとお茶の花がたくさん咲いていました。
白い小花の中に黄色の芯が束になっている控えめな花ですが
山茶花と同じつばき科で十一月の花ですよね。
家の垣根の山茶花はまだつぼみも固く、
時を忘れたかのように青々としています。
信楽では夜は例年同様に寒く感じるのですが
昼間はとても快適な気温で楽しいお日和の毎日です。
今日から霜月
二〇二四年もあと二か月です。
いつもの年なら野山のどこからか木々が色づき始めているのですが
今年は庭のどうだんつつじも、はなみずきも、
こばのずいんなもまだ変化がありません。
大きいカエデの木の葉さえももみってはいません。
一面の緑一色が淡い黄色から朱に染まるには
気温が関係するのでしょう。
今年の秋はゆっくり深まっていくのでしょうね。
(せんぶり)