澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。
七夕の夜はとても美しい星空でした。
伝説では天帝に引き離された織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)が
鵲の翼に乗って天の川を渡って年に一度逢瀬を楽しむ日。
空を見上げて思いを膨らませていると
愉快な気分になりました。
夜は静かで過ごしやすいのですが
昼間は高温多湿でギラギラの太陽と、
急に降りだす賑やかな雨に驚いています。
おかげで草も花も木も生き生きと育っています。
信楽では7月20日土曜日午後7時より火まつりが行われます。
信楽の中心部を舞台に新宮神社から
愛宕神社の間で行われる火まつりは
江戸時代から続くと伝えられ
火への感謝と安全を願うお祭りです。
愛宕神社は愛宕山の山頂にあって
火の神と土の神と技術を伝来させた渡来系一族のことか
須恵器の神をまつり新宮神社を摂社として
平安前中期頃に創建されたそうです。
近くに暮らす人や陶器に関係する人が
大きい松明を自分たちで作って山を登っていくのが見えて
とても美しいものです。
皆様も火まつりにどうぞご参加ください。
(はんげしょう)