伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。
今年も早年末を迎える頃となりました。
新型コロナウィルス感染症が五類に組み入れられ
少しずつですが社会生活上の日常が戻ってきた一年でした。
来年は今年よりも一歩でも半歩でも前進するために
いろいろな活動をやってみること、
世の中が変わることに気後れせず前を向いて
皆様と一緒にと思っています。
家の周囲はまだ紅葉も残っていますが
それももう終わりに近いように思います。
師走というのにそれほど寒くもなく、
野山の景色や家の庭などもまだ冬の眺めとは言えないのですが、
万年青、万両、千両、ヤブコウジなどは
今一番生き生きとして小さくても真っ赤な色の実を
誇らしげにのぞかせています。
二十二日は冬至、この日は太陽の力が一番弱まり
この日を境に再び力がよみがえってくるという。
ここから一陽来復という言葉が生まれたとか。
あと半月で新年が始まります。
一つ年を重ねることが一つ輝きを増すことになる。
そんな年を迎えるようにしたいものだと思います。
(せんりょう)