伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。
台風7号を気遣いながら見る信楽の空はとても青く、広く、高く
秋を感じずにはいられないほどです。
時々通り過ぎる風もざわざわと木々を震わせ
心地よく感じさせてくれますが、
計測される温度も湿度も例年になく高いもので
身体にもこたえるように思います。
昨年から日本気象協会では
最高気温が40度以上の日は「酷暑日」
夜間最低気温が30度以上の夜は「超熱帯夜」と
発表するとしていましたよね。
周囲の田んぼの稲もよく育ち、
出揃った稲穂をざわざわとなびかせています。
庭ではなぜか木々の葉が落ち、
夕方に打つ水を求めているのかと思っていましたが、
「葉落ち月」が変化して「葉月」にと。
私としても安心いたしました。
花はさるすべり、むくけ゜、たかさごゆり、きくいもの花。
実を付ける植物は出番が来るまでと
それなりの準備をしているようです。
どうぞ台風7号が静かに通り過ぎてくれますようにと祈ります。
「カナカナ・・・」とひぐらしの鳴き声が消えるように聞こえています。
(ゆず)