鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。
四月は年度替わり、新しい年度の始まりです。
進学そして卒業と社会や社会人たちは年度替わり
将来への夢と新しい環境への緊張が交差する日々になります。
信楽では朝夕はまだ暖房が恋しい毎日ですが、
日中吹く風は暖かく、優しい光も春の景色に色を添えています。
野原には、ふきのとう、よもぎ、つくし、たんぽぽ、
ばいも、すぃせんの花が咲き、庭では、くろもじ、
れんぎょう、まんさく、みつまた、みずきなど
いずれも黄色い小さい花を咲かせ
上も下も色彩あふれた春の景色が広がっています。
人々の季節に『春の皿には苦みを盛れ』と言葉だけが残されていて
ふきのとう、つくし、たんぽぽ、たらのめ、こしあぶら等を
食するのですが、これらに含まれている苦み成分
「植物アルカロイド」は冬にたまった老廃物を追い出し
新陳代謝を促す働きがあるとか。
元気に散歩も楽しみたいと思っています。
(つばき)