ギャラリー有楽【信楽】

有楽だより

作品紹介 神崎 継春作 『壷』

2024年03月14日 更新

神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。

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春に三日の晴れなしと言われている言葉がぴったりの空模様の信楽です。

朝夕はまだ冷え込みますが例年より暖かく

梅の花はもうその盛りが過ぎ

椿の花などは美しく開花するほどに

多くの小鳥たちにその花の蜜を吸い取られ

美を誇る花弁までもダメになる状態です。

ヒヨドリより小さい小鳥たちがたくさんいて

賑やかに花や新芽をついばんでいますが

私の思う雑草だけは何にも邪魔されず

すくすくと育っているのです。

陽気が満ち自然界に生命があふれる三月

別れの月

卒業や進学、就職の準備や移動、転職と

新たな生活やさまざまの挑戦を始める人も多い時

誰にでも期待と緊張が同居するとき。

土手にタンポポと梅毛(ばいも)の花の

新芽を見つけました。

 

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(つばき)

作品紹介 鈴木 大弓作 『蹲壷』

2024年03月01日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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今春は暖かいせいか

いつもより季節が早く進んでいるように思います。

信楽でも白梅や購買が今満開で

ほんのりとその香りを放っているようです。

菜の花はまだまだですが吹く風や湿気は

菜種梅雨を思わせるような感じで

予報とは別に連日小雨が降り注ぎ

苔、草木を潤しています。

と思っていると時々雲間から明るい日差しが見え

ホッとした気持ちにさせてくれます。

でも二月二十七日は信楽に今冬二度目の雪が舞いましたが

積もりませんでした。

今日から弥生。

草木「いやおい」から来た名前で

木草がますます生い茂ること。

三月と言えばひな祭り。

その歴史や地域の習わしはいろいろですが

信楽では昭和に入って戦後も嫁入り道具として持参されたもの、

女の子が誕生して内祝いに求められたひな人形を

三日に飾られ、桃の花、菜の花と一緒に桃の節句として

華やかに春を迎え入れているようです。

啓蟄の日はまだなのに庭で虫たちを

ひょっこり目にして驚いています。

 

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(つばき)

作品紹介 谷 穹作 『蹲壷』

2024年02月15日 更新

谷 穹(たに きゅう)氏の作品を紹介します。

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立春が過ぎたとはいえしばらくは厳しい寒さとの戦いを覚悟して

自然とのサイクルに寄り添いながら

元気を出して過ごしている日々です。

ここ数日は毎朝まっ白に霜が降り

田畑や屋根を覆っています。

統計上では一月下旬の大寒から

二月中旬辺りまでが寒さのピークだそうです。

水についてもこの時期の水は『寒の水』と呼ばれ

雑菌が少なく発酵もゆっくり進むのだとか。

味噌や醤油の仕込みに珍重され

家でも遠い昔母が近所の人たちと手伝い合いをしながら

味噌、醤油つくりに台所に立っていたことを

懐かしく思い出します。

一つ例年になかったことですが、

庭の梅の花が一輪一輪と三輪咲いているのです。

今までは花桃も梅も同時に咲いていたように思うのですが。

二月は足早に季節が進むとき。

小さい春を見つけることで心豊かに過ごしたいです。

 

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(つばき)

作品紹介 荒川 智作 『大壷』

2024年01月31日 更新

荒川 智(あらかわ さとし)氏の作品を紹介します。

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例年なら霜柱で盛り上がっている庭の地面も

今年は緑色にしっとりと落ち着いていて、

いつもの冬の庭と違う雰囲気を作り出しています。

日頃の生活の中で空気や木々、くさぐさなど

身近な自然に触れるたびうれしく、

生きる力が湧いてくるように感じています。

私も自然の一部であり、自然はすべて循環している。

そんな当たり前のことをいまさらのように思うのです。

大寒の頃、テレビでは最強の寒波が来るといわれ

心配していましたが信楽では雪も降らず

強風にもならず冷え冷えとはしていましたが

おかげさまでことなく過ぎました。

雪が雨になったせいか

木の芽が心なしか膨らんできているようで

小さい春を見つけたような気になっています。

それもそのはず四日は立春ですものね。

立春とは冬至と春分の中間にあたる日で、

旧暦では一年の始まりの日と考え

その前日が厄払いの行事をする節分。

椿の花が春を案内するように静かに咲いています。

 

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(つばき)

作品紹介 上田 直方作 『蹲掛花入れ』

2024年01月15日 更新

上田 直方(うえだ なおかた)氏の作品を紹介します。

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七草がゆをいただいて7日正月も過ぎていきました。

今年は暖冬と言われていたように

七草は全部家の周囲の野原で用意ができ、

ほかの雑草ものびのびと緑色に育っています。

せり、なずな(ぺんぺんぐさ)、ごぎよう(ははこぐさ)、

はこべら(はこべ)、ほとけのざ、すずな(かぶ)、

すずしろ(だいこん)。

春の七草。

私の七草についての思い出なのですが、

祖母が台所で7日の朝

「なずな七草、唐土のとりと日本のとりがかけおてバタバタ」

とかを大きい声で繰り返し歌いながら、

まな板の上のナズナや七草をリズムをつけて

力強く打ち刻んでいた姿。

いつも優しい静かな祖母を思うと

あれは何の意味があったのかと今でも不思議に思います。

8日朝はあたり一面薄雪でまっ白、

これが信楽の初雪だったのでしょう。

日暮れも日毎に遅くなり、椿や花ボケや、

蝋梅が咲き始め

冬の寂しい庭を元気つけてくれています。

 

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(おもと)

新年のご挨拶

2024年01月01日 更新

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古谷 和也 『酒器』

 

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作品紹介 伊藤 昭人作 『白瓷壷』

2023年12月14日 更新

伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。

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今年も早年末を迎える頃となりました。

新型コロナウィルス感染症が五類に組み入れられ

少しずつですが社会生活上の日常が戻ってきた一年でした。

来年は今年よりも一歩でも半歩でも前進するために

いろいろな活動をやってみること、

世の中が変わることに気後れせず前を向いて

皆様と一緒にと思っています。

家の周囲はまだ紅葉も残っていますが

それももう終わりに近いように思います。

師走というのにそれほど寒くもなく、

野山の景色や家の庭などもまだ冬の眺めとは言えないのですが、

万年青、万両、千両、ヤブコウジなどは

今一番生き生きとして小さくても真っ赤な色の実を

誇らしげにのぞかせています。

二十二日は冬至、この日は太陽の力が一番弱まり

この日を境に再び力がよみがえってくるという。

ここから一陽来復という言葉が生まれたとか。

あと半月で新年が始まります。

一つ年を重ねることが一つ輝きを増すことになる。

そんな年を迎えるようにしたいものだと思います。

 

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(せんりょう)

作品紹介 上田 直方作 『花入れ』

2023年12月01日 更新

上田 直方(うえだ なおかた)氏の作品を紹介します。

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気がつけば今年もあと少し

なぜか心せわしい年の瀬を迎えています。

例年なら庭の落ち葉の片付けも済み、

新年を祝う干支の信楽焼の置物が町内のあちこちで見られ、

吹く風ももっともっと冷たく肌で感じていましたが。

今年はそのあたりがゆっくりと流れているように思います。

信楽では日ごとに気温が低くなるのに従って

紅葉も一層色鮮やかになり師走というのに

まだ美しい紅葉の世界に包まれています。

私が片付け仕事に思っている木の葉ですが、

苔に散り敷く黄や紅色にも何とも言えない自然の美しさは宿るので

逆にゆっくりと楽しみたいと思うほどです。

13日は「正月事始め」と言って

お正月の準備に取り掛かる日とされているようですが。

「隅々まで掃除が行き届いた家には

福がたくさん訪れるといわれていますよ」って

懐かしい母の声が聞こえてくるような気がします。

 

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(のぎく)

作品紹介 伊藤 昭人作 『角皿』

2023年11月14日 更新

伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。

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垣根などに組み込んで植えられている山茶花の花が

美しく咲き始めました。

その仲間であるお茶の木の花も

今年は特に白く美しく咲いています。

風はそんなに冷たく感じないのになぜか初冬の訪れを感じます。

柚子の実もすっかり黄色になり今年は不作と言われていたのに

こんなに多くの実がと驚くほどです。

庭の木々の間から白、赤のハッとする色が見え隠れして

よく見ると早くも椿の花が咲いているのです。

我が家の紅葉は真っ最中なのですが。

夏から今までの気温が例年と少し違ったこともあって

冬を迎えるための屋外の仕事がいろいろと忙しく続いています。

これからますます日が短くなります。

季節を感じながら朝を大切に過ごすことが

いい一日の始まりになるのかなと思っています。

苔の中にはセンブリの花が咲いています。

 

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(のぎく)

作品紹介 髙橋 美子作 『花入れ』

2023年11月03日 更新

髙橋 美子(たかはし よしこ)氏の作品を紹介します。

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今日から霜月

信楽の朝は四日続けての濃い霧に包まれ、

乳白色のもやの中でひとり、極しばらくの間ですが

自然の不思議を感じています。

そして日の光が差し込んでくると

両手を広げて深呼吸をしたくなるような青い広い空が広がり、

それだけで秋というさわやかな空気です。

秋の空と人の心と言われるような著しい変化が今年特に顕著で、

急に雲に覆われたり、晴れの予報だったのに雨が降ったり、

晴れたり、遠くでの雷など。

室内では朝夕だけでなく日中でも暖房が恋しい毎日で、

道行く人々の装いも冬のような暖かい服装をしている人、

軽装の人とまちまちです。

山や庭の紅葉は始まったばかりで

刈り込まれていたつつじなどが外側の葉だけ美しい色に変わり、

大小の輪を描いていつもと違う雰囲気を作っています。

隅の方ではいろいろの菊の花が咲き乱れています。

 

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(ほとどぎす)

作品紹介 神崎 継春作 『壷』

2023年10月15日 更新

神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。

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空気が澄み朝夕の冷え冷えとしたその風を全身で感じています。

冬の前に秋があるのは人や動物にとって

冬への備えに最適だと思っていました。

今年は気持ちの準備もできないうちに夏からすぐ冬のような低温になり、

すべての物事に少し戸惑っている様子です。

八日は「寒露」

本格的な寒さはまだまだ先。

信楽では最低気温十度を下回る記録を出しましたが

紅葉もまだ、周辺では野菊、コスモス、彼岸花、ヒヨドリ草、

セイタカアワダチソウ、すすきなどが野山を飾っています。

「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」

「読書の秋」と言われる快適な季節。

ことばとともに気持ちも踊ってしまいそうです。

それより最近当地でも広告などでハロウィンという文字をよく見ます。

ハロウィンってブリテン諸島の古代ケルト人にとってのこと。

十月三十一日は一年の終わり、つまり大みそかにあたる日、

そして収穫祭でもある。

共に日本の「お盆」のように先祖の霊が返ってくる日。

その先祖と一緒に悪霊もやってくると信じられていて、

お花を飾ったり、魔女に扮装して

「私も悪霊だよ」と工夫して悪霊をだまし

自分に乗り移らないようにしたと伝えられている行事のようです。

都会ではバレンタインデーやクリスマスと

同じくらい定着しているとか。

どこからともなく金木犀が香って来ます。

 

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(きぶねぎく)

作品紹介 杉本 祐作 『壺』

2023年10月01日 更新

杉本 祐(すぎもと ゆう)氏の作品を紹介します。

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暑かった長かった夏もようやく終わったように思います。

暑さ寒さも彼岸までという言葉

長い年月の事実から実証されたのか、信楽では

彼岸の中日のその夜からあたりの空気が一変して

秋の気配に包まれ昨日までの暑い夏はどこへ消えたのか

と思うほど低い気温でした。

次の日から、空は高く青く、美しく浮かぶうろこ雲

何よりも通り過ぎる風が肌に冷たく、

木々や草花までも涼し気になびいているように思いました。

加えて道行く人びとの姿もすっかり秋の気配

今は一日の気温の差が大きく、

各自の健康管理にもそれぞれ工夫がいるもの。

確実なのは、日ごとに夜の時間が長くなること。

本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、

何をするでもなく静かにいい香りの中でリラックスしたり・・・

五感で味わいながら

一年で最も穏やかな時を過ごせるのが今かもしれません。

庭の苔が少し疲れた面をしていますが変わりはなく、

冬に実を付ける草花の実は

形を整えながら色づくのを待っています。

菊の花が咲き始めました。

 

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(しろばなほととぎす)

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