ギャラリー有楽【信楽】

有楽だより

作品紹介 神崎 継春作 『壷』

2024年09月16日 更新

神崎 継春(かんざき つぐはる)氏の作品を紹介します。

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今日も夕立がありました。

雷のすごい音と光

停電すると困るので夕餉の支度もそこそこにまず戸締りを。

強い雨は5分間ほどでした。

信楽の日中の今日の暑さは夏本番と変わらないくらい。

今年の全国平均気温は

平年と比べて1.76度高かったとか。

暑さはまだ続くか。

でももう少しの辛抱か。

明け方などの空気からすると

乱暴者のような夏はゆっくりと去っていく感じ。

周囲の田んぼの稲刈りもすべて終わりました。

稲刈りを終わった田んぼから渡ってくる独特の香りを

思う存分に楽しみながらの夕暮れのひと時。

蝉の代わりに小さく聞こえる虫の音が心地よい。

季節の終わりを惜しむように揺れているすすき、

はぎ、ひよどりそう。

小さいバッタが飛び跳ねる草の中にいる私。

足のかゆみに気が付く。

蚊に刺されたらしい。

空全体に広がる夕焼けの美しいこと。

どこからか金木犀の香りが。

 

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(はぎ)

作品紹介 澤 克典作 『蹲壷』

2024年09月01日 更新

澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。

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「夕立三日」という言葉のとおり

今までになかった厳しい雨が風もつれて午後

三日続けて吹き荒れました。

いずれも10分間ほどでした。

乾燥していたすべてのものは

ホッとした表情で生き生きとしました。

でも残暑は厳しい信楽の毎日です。

一日も早く秋の風が感じられる気候になってほしい

と願いながら汗をぬぐっています。

唯一秋を感じるのは、

日暮れが早くなったことです。

そして夕焼けが毎日とても美しいです。

トンボが飛び交い虫の音も気になります。

風の冷ややかさやざわめきも

昼間の太陽を浴びている自然とは全く違うんです。

夕暮れの情景は秋そのものです。

今日から9月

和名では長月です。

秋は夜が長くなるから「長月」という説も。

すすきが穂を出しました。

地震、台風のことが気がかりな日々。

一つ一つのことに気を配りながら

安全に楽しく過ごしたいと

無事なることを祈っています。

 

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(やぶらん)

作品紹介 伊藤 昭人作 『蓋付鉢』

2024年08月15日 更新

伊藤 昭人(いとう あきと)氏の作品を紹介します。

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暦の上では秋の始まりですが

信楽でもまだ夏真っ盛りの暑い毎日。

少しずつ高くなったように感じられる青い空。

小さい塊が集まったような白い雲。

ギラギラと表現されるような太陽。

雨は全くない連日です。

野には、われもこう、たかさごゆり、

みずひきそうなど秋の草が咲いています。

すっと吹く風にいつまでもこの暑さが続くわけでなく

秋に向かっているんだという感じになります。

今、ほとんどの信楽の家庭では

オショライサンをお迎えして生活をしています。

ご先祖様の霊に親しみを込めて

お精霊様(オショライサン)と呼んでいます。

家々の仏壇を中心に季節の品をお供えし、

お花を飾り、知人が集まり、にぎやかに

16日にお送りするまで。

ご先祖様を大切にする、その人たちにかかわる人たちに

感謝するお盆の期間なのです。

夕方散歩で見つけた月見草は

派手さはなかったのですが

生き生きしているように見えました。

 

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(やはずすすき)

作品紹介 加藤 隆彦作 『壷』

2024年08月01日 更新

加藤 隆彦(かとう たかひこ)氏の作品を紹介します。

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葉月になりました。

信楽ではお中元の季節。

お盆の月です。

先祖に感謝し、気持ちでお帰りをお迎えし、

御礼の心を込めて13,14,15日をお寺の行事とかかわりながら

大切に過ごす時なのです。

コロナで略されていたお盆の行事がまた増えつつあるようです。

今夏はいつになく暑い日が続いています。

例年なら朝夕はしのぎやすく

窓などを大きく開けると

緑の木々から運ばれる空気がひんやりとして

私たちを癒してくれるのですが、

今年はそんな風も少なく

すぐ高温の日中になってしまうように感じます。

とはいえ8月7日は暦の上では立秋ですよね。

田んぼの稲は穂を出し揃え、

広々と青々としていた風景も

少し秋に近い緑色に変わっています。

ききょう、かりかや、なでしこ、われもこう、しおん、

ゆりなどは暑さに負けずと咲いています。

夏休みを待っていたようにかしましく鳴いていた蝉も

なぜか静かになりました。

 

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(われもこう)

作品紹介 澤 克典作 『花入れ』 

2024年07月15日 更新

澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。

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七夕の夜はとても美しい星空でした。

伝説では天帝に引き離された織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)が

鵲の翼に乗って天の川を渡って年に一度逢瀬を楽しむ日。

空を見上げて思いを膨らませていると

愉快な気分になりました。

夜は静かで過ごしやすいのですが

昼間は高温多湿でギラギラの太陽と、

急に降りだす賑やかな雨に驚いています。

おかげで草も花も木も生き生きと育っています。

信楽では7月20日土曜日午後7時より火まつりが行われます。

信楽の中心部を舞台に新宮神社から

愛宕神社の間で行われる火まつりは

江戸時代から続くと伝えられ

火への感謝と安全を願うお祭りです。

愛宕神社は愛宕山の山頂にあって

火の神と土の神と技術を伝来させた渡来系一族のことか

須恵器の神をまつり新宮神社を摂社として

平安前中期頃に創建されたそうです。

近くに暮らす人や陶器に関係する人が

大きい松明を自分たちで作って山を登っていくのが見えて

とても美しいものです。

皆様も火まつりにどうぞご参加ください。

 

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(はんげしょう)

作品紹介 澤 克典作 『壷』

2024年07月01日 更新

澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。

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すっかり濃い緑色一色に囲まれている毎日です。

気がつけばあっという間に半年が過ぎました。

7月は文月

折り返しの月です。

年初に立てた目標を振り返り軌道修正をしたり、

加えるべきことを加えたりして残りの半年を

しっかりと生きたいと思っています。

有楽では今、夏椿が咲いています。

今年は例年になくたくさんの花をつけました。

濃い緑色の伸びのびとした葉の中に

真っ白い花が一輪一輪凛として

品位もよく一日の命を満足げに咲いています。

そして苔の上に散ってももう一日眺めて楽しんでいるのです。

たっぷり水分を含んだ土地には、

どくだみ、ほたるぶくろ、ねじばな、半夏生(はんげしょう)

半夏生は開花すると葉の半分が白く変化し、

花が終われば葉が再び元の緑色に戻ります。

よくできていて不思議に思います。

秋の花で少し早いのではと思いますが

なでしこも咲き始めました。

 

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(なつつばき)

作品紹介 澤 克典作 『花入れ』

2024年06月14日 更新

澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。

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水を含んだ青々としたビロードのような苔の上に

乗っている笹の葉、掃除をすましたのに

どうしてこんなに意地悪をと思うほどの毎日が続いています。

この笹の葉は庭の南側に位置する私の家の

ほんの小さな淡竹の籔からのいたずらで。

竹って季節をあらがうようなところにあり、

草木が色づくころには青々と自らが春の装いとなる。

やや場違いのその様子は「竹の春」と呼ばれ

季語にもなっているとか。

それなら今は竹の秋ですよね。

枯れていく葉を散らしているらしい。

今日もギラギラとした太陽の元空は青く

吹く風もさわやかな信楽の自然です。

西の地域では梅雨入りとかの言葉も聞きますが。

そんな気配は全くなくさっぱりとした初夏というところです。

庭には、あじさい類、ほたるぶくろ、

おかとらのお、あざみ、どくだみ、しもつけなどが咲いて

例年ならそれぞれの花の色が

雨ににじみ出ているように咲いているかに見えるのですが

今年は晴れの日続きですので

花として凛としてたくさん咲いています。

二十一日は夏至

北半球では太陽の市が最も高くなり

昼間の時間が最も長くなります。

くちなしの花の香りが漂っています。

 

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(ほたるぶくろ)

作品紹介 鈴木 大弓作 『壷』

2024年05月31日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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家の周りの田んぼはすべて植え付けが済み

静かな田園風景に心も満たされています。

所々青々としたまま残されている場所は

本年度の休耕田だそうです。

水をいっぱいに張った田んぼには

苗が縦横等間隔にきちんと並べて植えられ

早く大きくなあれと応援したくなるような気さえします。

夜になると蛙の合唱でにぎやかです。

六月の和名は「水無月」

「水がない月」ではなく「無」が「の」にあたる

連体動詞なので「水の月」と言われています。

十日は入梅

湿気が多く過ごしにくい毎日が想像できるのですが

この雨は土の中の養分を吸収しやすい状態にし、

光合成による有機物の合成をさせるとか。

田植え直後の苗の生育にとって

またいろいろな植物の成長にも欠かすことが出来ないようです。

雨に濡れた紫陽花もいいですよね。

いまたくさん咲いています。

鮮やかで美しい色と大きい花に元気をもらっています。

雨の日も、晴れの日も。

 

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(こばのずいな)

作品紹介 鈴木 大弓作 『粉引花入れ』

2024年05月15日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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連休の信楽陶器市の時には多くの人々にお運びをいただきました。

有難うございました。

あれから十日が過ぎましたが野の風景がすっかり変わり

田園地の様相に驚いています。

新芽の草が生え茂っていた田んぼが美しく耕され

お米の苗を植える準備が整ったということです。

大きい機械が動いて、いつの間にと思うほどに変化し、

地域によっては田植えがすっかり終わったところもあるのです。

お百姓さんが鍬を肩にかまを腰に差して

農道を急いでいらっしゃったのは昔話のようです。

庭には、あやめ、しょうぶ、いちはつ、しゃが、みやこわすれ、

えびねらん、しらんなどの花が咲いています。

木々はすべて緑の濃淡で個性のある美しさを作っています。

緑一色の山すそにまっ白のなんじゃもんじゃの花が咲いて、

大きい木ごと風に揺らぎ緑と白の

とても美しい世界を作っています。

おがたまの花の香りが漂っています。

 

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(えびねらん)

作品紹介 鈴木 大弓作 『壷』

2024年04月30日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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散り行く桜を見てそれぞれが何かを思っているうちに…

夜半雨が降ってあくる日、

青空に眩しさを感じている刻々に

周囲はすっかり緑に包まれました。

新緑に風薫る五月です。

太陽を浴びた草や葉、木々の清々しい香りが

湧くように漂ってきます。

この時期ならではの一つに春の山菜があるのですが

今年はすべてが一週間ほど早く、

その旬も過ぎました。

よごみ、こごみ、わらび、ふき、たけのこ、たらのめなど。

寒い冬を土の中で過ごし、ようやく芽吹いた山菜には、

からだにたまった毒素を排出する働きがあるとか。

『春の皿には苦みを盛れ』という

先人の知恵に感心しながら味わっていただきました。

庭の刈込つつじなどは、

いつの間にと言いたいほど美しく変わり

緑の円をいくつも描いて楽しく踊っています。

山でもつつじ、やまさくら、ふじのはななどが

緑の間に間に色を添えています。

信楽では焼き物の市が五月六日まで行われています。

有楽へもぜひお越しください。

お待ちしています。

 

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(れんげつつじ)

作品紹介 鈴木 大弓作 『花入れ』

2024年04月15日 更新

鈴木 大弓(すずき ひろゆみ)氏の作品を紹介します。

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信楽は今、美しい桜の花に囲まれています。

生活のひまひまに桜を愛で、

今年も良いことの多い年になりますようにと

吹く風に舞い散る花に祈るように願いを込めています。

特に四月は始まりの時、転機の月でもあるので

誰にでも悲喜こもごもの思い出があるだろうと思います。

桜の花は色淡く香りもほのかで見る人の心を打つ。

でも当の桜は春の訪れとともに開花し始め、

満開になるかならないうちに風に吹かれて

一斉に散ってしまうことも。

日本の国土に根差した固有の花であると

幼い時に聞いたことがある。

集団の美である。

個を主張しない。

散り際が潔いとも。

桜と並んで今山に咲くたむしばと言う

こぶしの花に似た真っ白い花

派手さはないのですが清楚でこれも美しいものです。

自然に増えているのか昨年にはなかった場所に

すいせんが空き地や庭の隅にたくさん咲いています。

どこにいてもお花見が出来そうな信楽です。

 

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(ぼけ)

作品紹介 澤 克典作 『壷』

2024年04月01日 更新

澤 克典(さわ かつのり)氏の作品を紹介します。

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今日から卯月

新年度の始まり

肌寒い日もある信楽ですが気分はすっかり春。

日も随分と長くなり自然の新しい息吹も感じられます。

真新しい大きめの制服の可愛い小学生さん

着慣れないスーツ姿が初々しい高校生や新社会人の方々を見て、

変わりのない生活を続けている自分の生活を振り返り

ほんの小さなことでも計画的にやってみようと思うのも春ですよね。

活気つける、エンジンをかけるなど元気よく勢いつける

意味のある始まりの季節です。

庭の片隅の私が雑草群と言っているところに

今年は雨が続いたせいか青々と敷き詰めたように

しょうじょばかま、おだまき、ばいも、ほととぎす、

しらん、ふじばかま、たんぽぽなどがはえて

楽しそうな雰囲気を作っています。

伸びた梢には、ねこやなぎ、れんぎょう、

くろもじ、さんしゅうとみつまたなど。

それらは地味な花ばかりでまだ咲いていないんですが、

しっかりと春を知らせてくれています。

季節の移ろいにワクワクしながら

皆さんと一緒に素敵な毎日をと願っています。

 

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(ばいも)

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